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『トリニティ』を読み終える

3月17日

本だけでなく、紙芝居もたまには作る。
今回は、大学生たちが、SNSによるいじめをテーマにした啓発作品を作成。

午前中、食品業界の専門家からWEBサイトの制作相談、依頼。
お昼は、事務所スタッフの誕生日会で、オランダ通りパスタ屋さんへ。
初めてのお店だった。とても繁盛していた。
後からライターのK部さんがご夫婦で来店、遭遇。

午後から先日相談のあった料理の本の企画・見積もり提案へ。
事務所に戻る途中、いつもワインを買っているプレヴナンへ。新型コロナウィルスの影響で飲食店は本当に困っているそうだが、このお店の夫妻は、こんなときだからできることをとサイトや通販の整備に時間を使っているという。
前向きだった。

3時過ぎに著者のK山さん来社。校正を持ってきてくださって、その打ち合わせ。表紙カバーもほぼ決まる。
4時半に、お付き合いのできた事務機器関係の会社からネットワークのセキュリティに関する提案に二人来社。
吉備人の対策は、特に問題ないと褒めてもらう。

明日は井原市のT社で、社史インタビューなので、その準備。

窪美澄の『トリニティ』を読み終えた。
60年代後半からの雑誌の世界を舞台に、出会った三人の女性の人生を描いた物語。
新聞の書評で知り、県立図書館にリクエストしたら、8人待ちだった。半年以上たってやっとめぐってきた順番。こんなに待って読んだのは初めてだ。
待った甲斐はあった。
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三重の友達から『原発の断り方』が届く

3月3日

6時過ぎに起きて、散歩。
寒くはない。ゆっくりと古京から内山下、城下、石関、鶴見橋を渡る1時間10分コース。

9時20分に事務所着。
午前中は『慈愛と福祉 2』の校正チェック。

新刊『ひとりじゃないよ』が入荷。
著者に急ぎ分を210冊送る段取りをする。
本当は直接届けたいのだが、倉敷まで走らなければならないので往復で1時間半はかかる。午後から来客と新しい原稿の打ち合わせが入っていたので、仕方なくヤマトさんに託す。
柔らかく、やさしい雰囲気の本に仕上がった。

午後、『おかやま雑学ノート』シリーズの著者・赤井さんが来社。
今回でシリーズ17作目。
原稿と写真をチェックする。
「人の名前が出てこん。歳だなあ」と嘆くが、84歳とは思えぬ行動力。

今日もセミナーや式典、会合の中止、延期連絡が数本入ってくる。
夕方来社の印刷会社の担当者は、印刷物のキャンセルも徐々に出てきているという。
半面、急遽休みになった児童向けの印刷物が大量に必要になっての特需も生まれているのだとも。

社史関連資料の保管場所をつくりたいので、デスク回りを少し片付けようとする。
なかなかはかどらず、頭が痛い。

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昨日、三重県にいる学生時代からの友人から一冊の本が届いた。
『原発の断りかたーぼくの芦浜闘争記』(月兎舎)というタイトル。
読みたかった本だ。
1980年代から2000年にかけての原発反対の住民たちの記録。
1974年から1983年2月まで、三重県津市で生活し、80年から83年にかけては伊勢新聞にいたので、少しだけ耳にしたこともあった。
読み始めたばかりだが、知っている地名や人物名が出てくる。

嶽本野ばら『純潔』を読む

午前中に中島商会70周年史の、OB座談会の原稿をまとめて組み版に回す。
この座談会は、読みどころ満載で削る作業に苦労した。
社史にこうした肉声が入ると、内容が豊かになる。

予定より早く福武教育文化振興財団の機関誌「fueki」71号が上がってきたので、納品へ。
タケシマレイコさんの表紙の馬の絵がなんとも言えず心穏やかにしてくれる。

ふえき

シンポ「慈愛と福祉」vol2の著者校正が一部戻ってくる。写真を整理して組み版担当者のKさんへ。
「聞く、書く。」8号の執筆者Hさん来社。校正の戻しと追加写真のデータ受け取り。
夕方から、中島商会の資料編ようの年表原稿の作成。仕上がらないので、自宅で残業。


年明けから400ページ以上の読み応えのある本を探して、数冊読み始めた。
で、そのなかで『純潔』(嶽本野ばら・新潮社)が、おもしろい。
この著者の作品は初めて。
名前の読み方も知らなかった。
ただ、映画『下妻物語』のタイトルは聞いたことがあった。どんな内容の作品かは、知らないが、映画は話題になっていた。
読み始めて1週間ほどになるが、まだ中程過ぎたあたり。
物語の展開ではなく、主人公と取り巻く数人との会話がほとんどなのだが、だれもがすごく説得力のある主張を展開し、それだけでぐいぐい引っ張っていってくれる。

時間をかけて、ゆっくりと読み進める本読みもいい。

『小尾俊人日誌』を手にする

『小尾俊人日誌』(中央公論社)を手にする。
丸善で数ヶ月前に見つけていて、ちょっと高いし、買おうかどうしようか迷っていたが、
たまたま県立図書館で検索をかけてみると、借りられそうなので、借りて読み始めたところだ。

パラパラとめくってみる。

小尾はみずず書房の創業者で、2011年8月15日になくなっている。享年89。
「日誌」は、1961年から1997年6月までのもの。
65年のはじめのころは、名前、書店名、電話した相手の名前だけのメモ程度。
ところが、67年ごろからは、著者とのやりとりなど文章がどんどん増えてくる。

メモでもいい、こうやって記録を残していくことって大切だなと思わせてくれる。

ということで、日誌代わりにブログを少しずつ書いていくことにしよう。
2020年の年の初めにあたっての、密かな決意。

小尾俊人日誌

今朝の一冊 365日

昨年11月から毎朝、棚から一冊の本を取り出し、写真を撮影し、簡単な文章を添えてFacebookにアップします。タイトルは「今朝の一冊」。
約200文字から300文字。時間にして15分から20分。
出たばかりの例えば『すいません、ほぼ日の経営』とか箕輪厚介『死ぬこと以外かすり傷』などは、発行日の日付と同じタイミングで紹介しています。
小学校時代に読んだケストナーや後藤竜二なども取り上げました。
雑誌や図書館で借りた本の場合もあります。
本の紹介だけでなく、その本を手にしたきっかけやその本にまつわる私事を書くこともあります。
で、この22日で丸一年。。一日も休まず書き続けています。
何度かやめようかなとも思ったのですが、
紹介した本を「読んでみます」と書き込みがあったり、「私も大好きな作家です」などというコメントも。
時には「この著者は最近ヘイト本を書いているよ」を忠告されたこともあります。
学生時代の友人や若い仕事仲間、一冊の本を介していろんな人と交流できます。
と同時に、自分の書棚にある本一冊一冊が自分自身なのだなと、つくづく感じます。
あるときから「今朝の一冊」を書きながら、「これは本という名の自分史、自伝なんだ」と思うようになりました。
いつごろ、何を読み、何に感動したのか。
新聞記者時代に影響を受けたノンフィクションの名作、高校時代にチャレンジした古典、長編。
大学時代の社会科学やサブカルチャー。
出版をはじめた頃に読みあさった先人たちの苦労話。
一人前の人間に育ててくれるもののひとつ、それが本ではないかと思うのです。
私たちは、その一冊を産み、それを届けることで営みとしている仲間です。
プロフィール

kibitopub

Author:kibitopub
山川隆之
編集者、吉備人出版代表。1955年岡山市生まれ(旧姓・長井)。岡山市立操南小学校—倉敷市立大高小学校から、倉敷市立南中学校・県立天城高校・三重大学農学部卒業。伊勢新聞記者、備北民報、生活情報紙「リビングおかやま」編集長を経て95年に株式会社吉備人を設立。『絵本のあるくらし』『おかやまの建築家』『のれん越しに笑顔がのぞく』『粘着の技術−カモ井加工紙の87年』『強く、やさしく、面白く』などの編集を担当し、吉備人出版としてこれまでに24年間で約680点を出版。日本出版学会会員、デジタルアーカイブ学会会員、岡山ペンクラブ会員。2012年に福武教育文化賞奨励賞、2013年に岡山市文化奨励賞(学術部門)を受賞。RSKラジオ「ごごラジviviっと!」ゲストパーソナリティー。著書に『岡山人じゃが』(共著)など。

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