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オリザさんに学んだこと


昨夜は福武教育文化振興財団の 「舞台芸術と地域の交流塾-平田オリザ合同セミナー」の2回目があり、参加。

人づくりや地域づくりの現場に演劇のコミュニケーションスキルの有効性を、提唱してきた平田オリザ氏が、これからの学校教育や地域活動に生かせる実践法を解説した興味深い話だった。

セミナー後、アートファームの大森さんらと平田さんを囲んで居酒屋で懇談。
先週まではイタリアの演劇祭に行っていて、今週は四国・そして岡山へ。来週は沖縄、北海道…大阪大学教授で、四国学院大でも客員教授、そして内閣官房参与の肩書きはそのままだし、年に2本は新しい戯曲も書き、舞台もつくっている。話を聞くと想像のできない忙しさだが、ご本人はひょうひょうと夜遅くまで岡山組につきあってくれ、「ポストかんさんはだれがいいか」…とか、面白い話を聞かせてくれた。

「忙しいのに、よく原稿を書いたり考える時間を確保できますね」と尋ねると、
「移動の時間は寝てますが、すき間の時間を見つけてなんとか…」
「劇団のパソコンに、車や道具と一緒にぼくのスケジュールが入っていて、分刻みに。スタッフが勝手に組み込んで、もの扱いですよ」
1時間半ほど飲んで、食べて、岡山駅近くのホテルに向かって消えていった。
手持ちの少し小さめのビジネスバッグには、パナソニックのノートパソコンがのぞいていた。

忙しがらず、偉ぶらず、カッコつけず、品よく、楽しく…そのスタイルがとてもカッコよく、刺激的だった。

忙しそうに毎日を送りながら、何も生み出したり、残せていない自分が恥ずかしくさえ思えた。
才能といってしまえばそれまでだが、そんな動いて、考えて、つくって、発言して…そんな姿勢だけでも参考にしたいと思う。
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プロフィール

kibitopub

Author:kibitopub
山川隆之
編集者、吉備人出版代表。1955年岡山市生まれ(旧姓・長井)。岡山市立操南小学校—倉敷市立大高小学校から、倉敷市立南中学校・県立天城高校・三重大学農学部卒業。伊勢新聞記者、備北民報、生活情報紙「リビングおかやま」編集長を経て95年に株式会社吉備人を設立。『絵本のあるくらし』『おかやまの建築家』『のれん越しに笑顔がのぞく』『粘着の技術−カモ井加工紙の87年』『強く、やさしく、面白く』などの編集を担当し、吉備人出版としてこれまでに27年間で約780点を出版。日本出版学会会員、デジタルアーカイブ学会会員、岡山ペンクラブ会員。2012年に福武教育文化賞奨励賞、2013年に岡山市文化奨励賞(学術部門)を受賞。RSKラジオ「ごごラジviviっと!」ゲストパーソナリティー。著書に『岡山人じゃが』(共著)など。

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