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福武文化賞・文化奨励賞を受賞しました


今朝(8月29日付け)の山陽新聞に今年度の福武文化賞の発表記事が掲載された。
文化賞には劇作家・演出家の坂手洋二さんと詩人のなんばみちこさん。
奨励賞に漆芸家の塩津容子さんや映画制作・上映グループの「シネマニワ」と共に私の名前もあった。

こんな賞というものをもらえるのは、中学3年の卒業時に「善行表彰」をもらって以来かもしれない。
何より「編集・出版」という分野で、地域の文化に寄与していることを認めてもらったことが、率直にうれしい。
そして、文化賞を受賞した坂手洋二さんや奨励賞の「シネマニワ」のみなさんと一緒に賞をいただけたというのもうれしい。
この福武文化賞では、これまでに作家の小川洋子さん、酪農家の吉田全作さん、デザイナーの水戸岡鋭治さんや原研哉さんらビッグネームが受賞しているし、奨励賞もピアニストの松本和将作さん、作家のあさのあつこさん、そして舞台芸術プロデュース団体の「おかやまアートファーム」(現在はNPO法人アートファーム)らが受賞している。
こうして見ると、ちょっと場違いな感じがしないわけでもないが……。

編集者は裏方の仕事、黒衣に徹すべき。こんなふうに面に出るのはいかがなものか…というような声が聞こえてこないわけでもない。
けれど、地域文化の振興において「編集・出版」が少しでも役立っているということを知ってもらい、もっともっとその「役割」「機能」を活用してもらえるようになるためには、そうも言ってはおられない。
公益財団法人福武教育文化振興財団のこの文化賞は、いわゆる芸術・文化の分野だけでなく、例えば吉田全作さんの「食文化」や「NPO勝山・町並み委員会」の地域づくりなども授賞の対象にしている。
こうした幅の広さ、柔軟さは、さまざまな分野で地道に活動している人たちの励みになるはずだ。

新聞発表のあった今日は、たくさんの方からお祝いの電話やメール、フェイスブックでのコメントをもらった。
朝から新見へ義母の病院の付き添いに行っていた関係で、こうしたみなさんと直接話をすることができなかったのは残念だったが、この場を借お礼を申し上げます。

すてきな気分に浸れたこの一日を忘れず、地域出版がもつ役割と可能性をもっと広げ、豊かな地域をつくるための役に立つよう、もうひとがんばりしようと思います。
プロフィール

kibitopub

Author:kibitopub
山川隆之
編集者、吉備人出版代表。1955年岡山市生まれ(旧姓・長井)。岡山市立操南小学校—倉敷市立大高小学校から、倉敷市立南中学校・県立天城高校・三重大学農学部卒業。伊勢新聞記者、備北民報、生活情報紙「リビングおかやま」編集長を経て95年に株式会社吉備人を設立。『絵本のあるくらし』『おかやまの建築家』『のれん越しに笑顔がのぞく』『粘着の技術−カモ井加工紙の87年』『強く、やさしく、面白く』などの編集を担当し、吉備人出版としてこれまでに23年間で約630点を出版。日本出版学会会員、デジタルアーカイブ学会会員、岡山ペンクラブ会員。2012年に福武教育文化賞奨励賞、2013年に岡山市文化奨励賞(学術部門)を受賞。RSKラジオ「ごごラジviviっと!」ゲストパーソナリティー。著書に『岡山人じゃが』(共著)など。

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