「お疲れさま」の白蒸し
午後、吉備津の薬師寺慎一宅へ『吉備の古代史事典』を届けに行く。
いつも原稿の打ち合わせをする玄関を入ってすぐの応接で、クラフト紙の包みを開ける。
緊張の瞬間。
「思ったより厚いなあ」
「きれいな表紙になった」
ページをめくりながら、写真の上がりなどをチェックする。
前作で写真に問題があったので、念入りだ。
印刷会社の社長からも「いい本に仕上がった」と連絡が入ったことを伝える。
ページをめくる間隔、手触り、糸かがりの製本…合格点をもらう。
扉にひと言書いて、名前と日付をいれなさいと言われる。
そんなことを言われるのは初めて。
「無事できあがってホッとしています。お疲れさまでした。」と書いて、日付とサインをした。
そして二人並んだところを、奥さんに写真を撮ってもらった。
できあがった本を持っての記念撮影。
これまで吉備人出版としての第1作『楯築遺跡と卑弥呼の鬼道』から始まって8冊目だが、
こんなことも初めてだ。
項目の選定、原稿を書き始めて2年以上たっている。
書いても書いても、この項目も加えなければと出てくる。
それでも、そうやって新たに加えられた項目で、どんどん著者らしい視点が加わってくる。
吉備人出版としてこれまで440点を刊行してきたが、記憶に残る一冊になりそうだ。
帰りに奥さんからお疲れさまでしたと、「白蒸し」を頂いた。
この日、このときのためにつくってくれたそうだ。
肩に入っていた力がすっと抜けたような気がした。
いつも原稿の打ち合わせをする玄関を入ってすぐの応接で、クラフト紙の包みを開ける。
緊張の瞬間。
「思ったより厚いなあ」
「きれいな表紙になった」
ページをめくりながら、写真の上がりなどをチェックする。
前作で写真に問題があったので、念入りだ。
印刷会社の社長からも「いい本に仕上がった」と連絡が入ったことを伝える。
ページをめくる間隔、手触り、糸かがりの製本…合格点をもらう。
扉にひと言書いて、名前と日付をいれなさいと言われる。
そんなことを言われるのは初めて。
「無事できあがってホッとしています。お疲れさまでした。」と書いて、日付とサインをした。
そして二人並んだところを、奥さんに写真を撮ってもらった。
できあがった本を持っての記念撮影。
これまで吉備人出版としての第1作『楯築遺跡と卑弥呼の鬼道』から始まって8冊目だが、
こんなことも初めてだ。
項目の選定、原稿を書き始めて2年以上たっている。
書いても書いても、この項目も加えなければと出てくる。
それでも、そうやって新たに加えられた項目で、どんどん著者らしい視点が加わってくる。
吉備人出版としてこれまで440点を刊行してきたが、記憶に残る一冊になりそうだ。
帰りに奥さんからお疲れさまでしたと、「白蒸し」を頂いた。
この日、このときのためにつくってくれたそうだ。
肩に入っていた力がすっと抜けたような気がした。
スポンサーサイト