電子書籍で日本国憲法を
一昨日、一緒に仕事をしている編集プロダクションのMさんと打ち合わせをしていて、Kindleの話しになった。
今はプロダクションを中心にやっている彼らは、自社企画の出版を考えているらしいが、それは紙の束ねたものではなく、どうやら電子出版らしい。
Mさんはそのへんのことにも強く(若い人はちがうなあ)、「ぼく、ペーパーホワイトの3G予約しましたよ」っていう。
早い!
IPHONEを取り出して、Kindleのアプリを入れておけば、こんなふうにKindleストアから電子書籍を読めますよ、とデモしてくれた。
予約受付中のKindleを入手してできることが、持っているIPHONEでできるだそうだ。
(このあたりのことに詳しい人は、こいつ今頃何言っているの、と読飛ばしてください)
Mさんが帰って、気になるのでAmazonのサイトをのぞいてみると、確かにそれらしきことが書いてある。
早速IPHONEで、Kindleのアプリを入手。
次にPCのAmazonからKindleの購入サイトの無料本コーナーに行き、試しに電子書籍の購読を実体験する。
以前、日本の電子書籍の草分けともいえるボイジャーのサイトから、絶版になっていた『小さなメディアの必要』(津野海太郎)を買ったことがある。
実は、小社にも電子書籍が一冊(鳥人幸吉の劇画)あり、IPHONEアプリで購入可能なのだが、何となく買いそびれていた。
無料で入手できる本もたくさんリリースされていて、芥川龍之介でも宮沢賢治でもよかったのだが、「日本国憲法」があったので、これを「0円」で購入。
Amazonで本を買うときと同じようなOneクリックで、手元のIPHONEに「日本国憲法」を入手することができた。
この小さな画面でも読めないことはない。
しかも簡単だ。
いつも「日本国憲法」を手にしているっていうのもいい。
なんとなく、Kindleは電子書籍を一気に広げるきっかけになりそうだ(って、こんなことも業界では常識なのかもしれないなあ)。
Kindle、予約しようかどうか迷っている。
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