ソーシャルライター入門講座
ソーシャルメディアを使って、社会的な課題の解決に向けて発言(書き込む)人のことを「ソーシャルライター」と命名し、ソーシャルライティングに取り組もうという人を養成しようという講座が、岡山NPOセンターの主催で開かれた。
県立図書館2階の会場には、25人の定員いっぱい。今日が1回目で、来週再来週と同じ講座が続く。
すべての講座が定員オーバーし、キャンセル待ち状態という。
いくら受講無料の講座とはいえ、講師を引き受けた側としてその期待感に少し戸惑う。
受講生は学生から公務員、NPOなど団体役員ら老若男女多彩だったが、とても熱い受講態度で、何かつかみ取って帰ろうという気持ちが伝わってきた。
講師を引き受けて、ソーシャルメディアについてにわか勉強をした。
岡本真 『ウェブでの<伝わる>文章の書き方』 (講談社現代新書)、藤代裕之『発信力の鍛え方』 (PHPビジネス新書) 、
八木啓代ほか『リアルタイムメディアが動かす社会: 市民運動・世論形成・ジャーナリズムの新たな地平 』、津田大介『ウェブで政治を動かす!』 (朝日新書) 、武田隆『ソーシャルメディア進化論 』(ダイヤモンド社)、佐藤尚之 『明日の広告』 (アスキー新書) 、樺沢紫苑 『SNSの超プロが教える ソーシャルメディア文章術 』ダン・ギルモア (著), 平和博 (翻訳) 『あなたがメディア! ソーシャル新時代の情報術』(朝日新聞出版)などをざっと目を通した。
いずれの本にも「ソーシャルライター」という言葉は使っていなかったが、SNSを利用している一人一人がメディア化する社会、そしてそのことが政治や経済(消費行動)に大きな影響を与えるような社会になるだろう(しなければならない)という論調が多かった。
なかでも、『リアルタイムメディアが動かす社会: 市民運動・世論形成・ジャーナリズムの新たな地平 』は、社会活動家やジャーナリストたちが、twitterやFacebookなど「リアルタイムメディア」のもつ可能性について公開講座で話していることをまとめたものだが、とても参考になった。
「ソーシャルメディアは、今まさに始まったばかりで、これまで一般市民が自由に発信できる有力な手段を持たなかった状況が一気に変わるわけではありません。けれども、非常に急速な勢いで変わりつつあるとも思っています。
私たちがやってることはとてもささやかなものですし、現状のままでは既存のマスメディアの資本や人員、機材に対抗できるはずがありません。
その豆粒みたいな我々が発信した情報も、多くの人に届けることができる時代がやってきたのです。
私たちがやっていることはとてもささやかなものと言いましたが、これはつまりやろうと思えば誰でもできるということでもあります。
インターネットが発達した現在では、それぞれが情報を広く、遠くへ発信することができる。ちょっと大げさになりますが、このことが革命的な変化の可能性を秘めていると、私は思っています。」(岩上安身氏/201P)という発言は、今回の入門講座のバックボーンになるような内容だと思う。
「ソーシャルライター」という言葉は社会的に認知されているわけではないが、こうした講座や取り組みによって、定義とともに活動がひろまっていけば、今夜の講座はその記念すべき誕生日ということになるかもしれない。
それはそれで、なんだかうれしい。
今夜の講座では、少々盛り込みすぎ、駆け足でしゃべりすぎたので、来週までのもう少し内容を絞り込みんでのぞまなくてはと反省も多い。しかし、とても勉強になる機会を与えてくれた講座だ。
県立図書館2階の会場には、25人の定員いっぱい。今日が1回目で、来週再来週と同じ講座が続く。
すべての講座が定員オーバーし、キャンセル待ち状態という。
いくら受講無料の講座とはいえ、講師を引き受けた側としてその期待感に少し戸惑う。
受講生は学生から公務員、NPOなど団体役員ら老若男女多彩だったが、とても熱い受講態度で、何かつかみ取って帰ろうという気持ちが伝わってきた。
講師を引き受けて、ソーシャルメディアについてにわか勉強をした。
岡本真 『ウェブでの<伝わる>文章の書き方』 (講談社現代新書)、藤代裕之『発信力の鍛え方』 (PHPビジネス新書) 、
八木啓代ほか『リアルタイムメディアが動かす社会: 市民運動・世論形成・ジャーナリズムの新たな地平 』、津田大介『ウェブで政治を動かす!』 (朝日新書) 、武田隆『ソーシャルメディア進化論 』(ダイヤモンド社)、佐藤尚之 『明日の広告』 (アスキー新書) 、樺沢紫苑 『SNSの超プロが教える ソーシャルメディア文章術 』ダン・ギルモア (著), 平和博 (翻訳) 『あなたがメディア! ソーシャル新時代の情報術』(朝日新聞出版)などをざっと目を通した。
いずれの本にも「ソーシャルライター」という言葉は使っていなかったが、SNSを利用している一人一人がメディア化する社会、そしてそのことが政治や経済(消費行動)に大きな影響を与えるような社会になるだろう(しなければならない)という論調が多かった。
なかでも、『リアルタイムメディアが動かす社会: 市民運動・世論形成・ジャーナリズムの新たな地平 』は、社会活動家やジャーナリストたちが、twitterやFacebookなど「リアルタイムメディア」のもつ可能性について公開講座で話していることをまとめたものだが、とても参考になった。
「ソーシャルメディアは、今まさに始まったばかりで、これまで一般市民が自由に発信できる有力な手段を持たなかった状況が一気に変わるわけではありません。けれども、非常に急速な勢いで変わりつつあるとも思っています。
私たちがやってることはとてもささやかなものですし、現状のままでは既存のマスメディアの資本や人員、機材に対抗できるはずがありません。
その豆粒みたいな我々が発信した情報も、多くの人に届けることができる時代がやってきたのです。
私たちがやっていることはとてもささやかなものと言いましたが、これはつまりやろうと思えば誰でもできるということでもあります。
インターネットが発達した現在では、それぞれが情報を広く、遠くへ発信することができる。ちょっと大げさになりますが、このことが革命的な変化の可能性を秘めていると、私は思っています。」(岩上安身氏/201P)という発言は、今回の入門講座のバックボーンになるような内容だと思う。
「ソーシャルライター」という言葉は社会的に認知されているわけではないが、こうした講座や取り組みによって、定義とともに活動がひろまっていけば、今夜の講座はその記念すべき誕生日ということになるかもしれない。
それはそれで、なんだかうれしい。
今夜の講座では、少々盛り込みすぎ、駆け足でしゃべりすぎたので、来週までのもう少し内容を絞り込みんでのぞまなくてはと反省も多い。しかし、とても勉強になる機会を与えてくれた講座だ。
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