なんだか、ワクワクするなあ…

写真は、現在の仕事場の机。
WindowsXPのサポート終了ということで、Windows7のパソコンに移行した。
ちょうど5年くらい経過し、容量もいっぱいいっぱいだったので、どうにかしないといけないなと思っていたところなので、いいタイミングではあった。
ちょうど大阪にいる娘がパソコンを替えるというので、それまで使っていたお古をありがたくいただいた。
モニター一体型のバイオだが、モニターもでっかいし、きれい。
容量も、いままで使っていたhpより、もっと上だとか。
こんなにいいマシンなのに、なんで買い替えたのだろう、と思ったが、
まあ、こちらとしては得した気分だ。
ただ、データやアプリケーションの移動がこれからなので、使い心地は今のところ不明
さて、2月末に棚卸しを終え、少しだけ肩の荷がおりた感じで、この一週間が始まった。
会社としては3月から新しい期が既に始まったので、決算関係の事務処理をしつつ、
2014年度の計画も立てなければならない。
この4月から吉備人は設立20年目に入る。
既にホームページでは告知しているが、
20周年記念の原稿募集だけでなく、地域出版社として何ができるのか、
この機会に考え、できれば20年目からスタートさせたいとも密かに思っている。
具体的に何をとは明確になっていないが、漠然と考えていることがある。
例えば、2月20日に行われた岡山県が主催する「交流と誘客セミナー」に、分科会のコーディネーターとして参加し感じた、「地域資源ネットワーク」というキーワード。
セミナーは、地域の魅力をどう情報発信し、多くの人に「共感」してもらえるかを、さまざまな活動をしている人たちが知恵を絞って考えよう、全国で先進的な取り組みをしている人たちの経験を聞いてみよう、というものだった。
ぼくが担当した「広報」関連の分科会では、秋田県から情報誌「のんびり」をつくっているイメージアップ推進室の佐々木室長がゲストスピーカーとして招かれていた。
「のんびり」と佐々木さんの話しはとても面白く、参考になるものだった。
聞くことがたくさんありすぎたので、分科会終了後の懇親会でも話し込み、
全体会の解散後も個別にもてなそうと、飲み屋に引っ張って行って、その話しに耳を傾けていた。
翌朝目が覚めていつものように海渡と散歩をしながら、ぼくの頭の中には一つの確信のようなものが芽生えてきた。
歴史、自然、文化や芸術、食や観光など今、地域の魅力をいろんな人やグループ、企業や団体が掘り起こし、磨きをかけている。その一つひとつが貴重な「地域資源」であり、それぞれが結びつくことでそれらはより輝きを増し、財産になる。
それらを一つひとつすくい取り、光を当てる役目も必要だ。それが地域の出版社の役割の一つかもしれない。
そんなことを考えながら、じゃあいったい具体的に何をするか……この一週間、そんなことをずっと考えている。
少しずつつかみかけたものを、なんとか方針、計画にまとめ実行に移したい。
実現できれば、地域出版が地方で生き残っていける一つの柱になるような気がするのだが……。
でも、考えることって、ワクワクするなあ。
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