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初マラソンに臨むランナーたちへ

走る人
マラソンブーム。
岡山市内でも今年初めてフルマラソン大会が開かれる。
そのおかやまマラソンまで1カ月を切って、朝夕の旭川河川敷にはランナーたちの姿がずいぶん多くなった。

このマラソンが、初フルマラソンという人も身近には多い。
長距離など走ったことのないぼくとしては、42.195キロは想像のつかない世界だ。
が、毎日フルマラソン2回分(約80キロ)を30日間走り続け、鹿児島から青森まで(2300キロ)行った若者の本をつくったことがある。『走る人!』(岡崎圭)という本だ。2006年の出版だからもう9年も前になる。
著者の岡崎さんは、このチャレンジをやり遂げ、大学を卒業し、岡山市の消防局の職員となり、今も市民ランナーとして元気に走っているのだろう。
新聞紙面に掲載される地域のマラソン大会の結果で、時折その名前を見つける。

毎日70キロから80キロ、30日間で2300キロを走った人間の記録を読めば、ひょっとして「42.195キロはそれほどでもない」と思えるのではないだろうか。
マラソンは体力だけでなく、精神的な強さが求められる競技。
この本「走る人!」は、走る人のメンタルな部分をきっと支えてくれる言葉にあふれているのではと思う。
もうダメだと思った時に、給水所があると生き返って、もうちょっと走れる。
同じように、
もうダメだと思った時、この本のことを思い出すと、もうちょっと走れる―そんな力になる本だ。

読む給水ポイント!「走る人!」 http://amzn.to/1NLo8S6
フルマラソンの本番までに読んでおくことをおすすめします。

http://www.kibito.co.jp/kikan/4-86069-119-9.html
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プロフィール

kibitopub

Author:kibitopub
山川隆之
編集者、吉備人出版代表。1955年岡山市生まれ(旧姓・長井)。岡山市立操南小学校—倉敷市立大高小学校から、倉敷市立南中学校・県立天城高校・三重大学農学部卒業。伊勢新聞記者、備北民報、生活情報紙「リビングおかやま」編集長を経て95年に株式会社吉備人を設立。『絵本のあるくらし』『おかやまの建築家』『のれん越しに笑顔がのぞく』『粘着の技術−カモ井加工紙の87年』『強く、やさしく、面白く』などの編集を担当し、吉備人出版としてこれまでに27年間で約780点を出版。日本出版学会会員、デジタルアーカイブ学会会員、岡山ペンクラブ会員。2012年に福武教育文化賞奨励賞、2013年に岡山市文化奨励賞(学術部門)を受賞。RSKラジオ「ごごラジviviっと!」ゲストパーソナリティー。著書に『岡山人じゃが』(共著)など。

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