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進化を重ねてきた企業の100年をまとめる

早川ゴム創業100周年誌『温故挑戦――過去に学び、未来に挑戦する』が、このほど完成した。
早川ゴムは、福山市に本社を置く、ゴムの機能性を生かした製品開発・販売を行っているメーカーで、社員数約350人。

大正8(1919)年に創業者早川菊市がゴム履物の生産・販売を始めて創業。その後、再生ゴムを活用した土木・建築部門の止水材や防音材の開発・製造、UVインキの研究・開発。近年は優れた耐久性を必要とする放射戦環境ゴムやスマートフォンなど液晶ディスプレーに使用する高機能粘着材を開発するなど、常に新しい何かを求める研究開発型のメーカーだ。
現在の早川雅則社長は5代目。
2017年5月に、100周年記念事業全般を担当のR社から相談があり、
社史の核となる「100年の歩み」を調査・取材・原稿執筆・編集を担当させてもらうことになった。
声がかかったのは、『岡山ガス「100の歩み」』や『変革と挑戦――丸五ゴム工業60年の歩み』などの実績からだ。
資料集めなどは、コーディネーター役のR社のK氏と早川ゴム社史担当者のM氏がとても協力的で、こちらが必要とする資料類は可能な限り集め、そろえてくれた。
社史をまとめるうえで、最低限必要なものは、年表、株主総会などの事業報告書、社内報などだ。
加えて、10人を超えるOBの方たちにも話をうかがった。
一日で4、5人ものOBに話を聴く作業は相当なエネルギーを必要としたが、資料だけでは得られない生々しい回想はとても刺激的でおもしろかった。
同席していた同社の現役の担当者たちも、興味深く耳を傾けていた。
先輩社員たちが培った「ものづくりのDNA」のようなものが次世代に伝わった貴重なインタビューだった。

取材、編集に約1年半を費やし、A4判、184ページ、並製本カバー付き・ケース入りの100周年誌が完成した。
そのうち、37ページ~119ページの「100周年の歩み」の原稿作成・編集・校正、レイアウトデザイン、および120ページ~127ページの「『温故挑戦』で次の100年へ―早川ゴムの歴史と将来展望」の早川政則同社社長と張楓(福山大学経済学部教授)の対談を担当しました。

先日でき上がった早川ゴム100周年誌、資料やpdfのゲラを段ボールに整理したら、2箱では入り切らなかった。
ファイルは6冊、ノートはB5サイズの厚いものが1冊だった。
で、パソコンのデスクトップには、
関連資料、原稿、写真類、ゲラのpdfなどをまとめたフォルダの情報量がいったいどのくらいあるのかな? とふと思ってみてみたら、なんと111GBという表示だった。
https://business-archives.jp/case/10/

関連webサイト
https://www.hrc.co.jp/
早川naka
hayakawaゴム100
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プロフィール

kibitopub

Author:kibitopub
山川隆之
編集者、吉備人出版代表。1955年岡山市生まれ(旧姓・長井)。岡山市立操南小学校—倉敷市立大高小学校から、倉敷市立南中学校・県立天城高校・三重大学農学部卒業。伊勢新聞記者、備北民報、生活情報紙「リビングおかやま」編集長を経て95年に株式会社吉備人を設立。『絵本のあるくらし』『おかやまの建築家』『のれん越しに笑顔がのぞく』『粘着の技術−カモ井加工紙の87年』『強く、やさしく、面白く』などの編集を担当し、吉備人出版としてこれまでに23年間で約630点を出版。日本出版学会会員、デジタルアーカイブ学会会員、岡山ペンクラブ会員。2012年に福武教育文化賞奨励賞、2013年に岡山市文化奨励賞(学術部門)を受賞。RSKラジオ「ごごラジviviっと!」ゲストパーソナリティー。著書に『岡山人じゃが』(共著)など。

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