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全力で書いた著者に応えられる本になっただろうか

3月4日

6時10分起床。
雨の中合羽を着ての散歩。
帰ってからがたいへん。
ドライヤーで海渡の体を乾かすこと20分。

9時半に事務所へ。
1年前に紀伊國屋での出版相談に来ていた学校関係者から電話。
やっと原稿がまとまったとのこと。
週末打ち合わせすることになったが、本にまとめようということをずっとやっていたんだと、ちょっと感激する。

午後から打ち合わせに行く著者の原稿をチェック。
ある医師の回想録だが、知らない医療機関のリアルな姿を描いていてとてもおもしろい。

13時にその医師のところへ。
編集方針、原稿のタッチなど確認してもらい、年内刊行を目標に原稿作成と編集作業をすすめることになる。

事務所に戻ると、倉敷市の日本遺産関係のガイドブックの校正作業を、ライターのEさんとやっていた。
合間、依頼者から入稿予定の確認電話などが入り、大詰めの切羽詰まった状況。
出来ることはコーヒーを振る舞うことくらい。

棚卸しの後処理に、内山下の資料室へ。
在庫の確認、記入漏れがいくつかあることが判明。

『ひとりじゃないよ』が届いたと、著者からお礼の電話。
装丁も含め、とても喜んでくれたようでひと安心。
同時代を懸命に生きている人たちの記録を本にすることができる、出版をやっていて良かったと思える瞬間だ。
こういう本をこれから何冊出版出来るだろう。

https://www.kibito.co.jp/book/978-4-86069-616-0

校正作業は続いていたが、先に上がらせてもらう。
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プロフィール

kibitopub

Author:kibitopub
山川隆之
編集者、吉備人出版代表。1955年岡山市生まれ(旧姓・長井)。岡山市立操南小学校—倉敷市立大高小学校から、倉敷市立南中学校・県立天城高校・三重大学農学部卒業。伊勢新聞記者、備北民報、生活情報紙「リビングおかやま」編集長を経て95年に株式会社吉備人を設立。『絵本のあるくらし』『おかやまの建築家』『のれん越しに笑顔がのぞく』『粘着の技術−カモ井加工紙の87年』『強く、やさしく、面白く』などの編集を担当し、吉備人出版としてこれまでに27年間で約780点を出版。日本出版学会会員、デジタルアーカイブ学会会員、岡山ペンクラブ会員。2012年に福武教育文化賞奨励賞、2013年に岡山市文化奨励賞(学術部門)を受賞。RSKラジオ「ごごラジviviっと!」ゲストパーソナリティー。著書に『岡山人じゃが』(共著)など。

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