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1週間足らずに5件の出版依頼

3月10日

雨を予想して合羽と長靴で外に出るが、さほど降っていない。
ゆっくりと三光荘までの往復。
暖かく、さくら道の桜もつぼみが膨らみかけている。

午前中、急な原稿チェックが入って、ふと気がつくと打ち合わせ時刻を30分オーバー。
慌てて、欠席の連絡を入れる。
先月は日時を間違えてしまうし、どうにかしている。
昼前に来客。
講演を元にした書籍化の相談。
講演を録音して、それをテキストにすればいいので楽なように思うかもしれないが、スピーカーへの打診や原稿作成、著作権や版権などいろいろ課題も多い。
ほぼ校了間近まで整理されたゲラを読ませてもらう。
日本の公害問題と地域づくりについてとても読みごたえのある内容なので、うまく話がまとまるといいのだが。

昼は定例の打ち合わせ。
2末の数字がほぼ出て、年間トータルの諸々の数字も明らかになった。
速報値ではまずまずだが、書籍販売は予想以上に落ち込んでいる。

午後から銀行、保険会社の担当者さんが来社。
明日から来週にかけて社史の取材、インタビューが数本入っているので、その準備。
質問事項の整理やら、年表作成をすすめる。

4時半に表町へ。
先日、本をつくりたいと電話のあった会社を訪ねる。
障害者の就労支援事業を手がけているところで、本になるような内容のお話を聞かせてもらう。原稿もかなり進んでいる。
本のイメージや構成について考えを伝え、原稿を預かって帰る。

スケジュール帳を観てみると、先週の木曜日から1週間足らずに新規の出版依頼・相談が5件。しかも話を聞くと、どれもつくってみたくなるような、地域で貴重な経験を積んでいる人たちの成果や記録ばかり。
自分の力の無さは分かっていながら、形にしたいなあという気にさせる。

帰宅前に天満屋の地下売り場で、夕食を調達する。
新型コロナウィルスの影響で、閉店時間も繰り上がり7時閉店。
思った以上に人は多かった。
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プロフィール

kibitopub

Author:kibitopub
山川隆之
編集者、吉備人出版代表。1955年岡山市生まれ(旧姓・長井)。岡山市立操南小学校—倉敷市立大高小学校から、倉敷市立南中学校・県立天城高校・三重大学農学部卒業。伊勢新聞記者、備北民報、生活情報紙「リビングおかやま」編集長を経て95年に株式会社吉備人を設立。『絵本のあるくらし』『おかやまの建築家』『のれん越しに笑顔がのぞく』『粘着の技術−カモ井加工紙の87年』『強く、やさしく、面白く』などの編集を担当し、吉備人出版としてこれまでに27年間で約780点を出版。日本出版学会会員、デジタルアーカイブ学会会員、岡山ペンクラブ会員。2012年に福武教育文化賞奨励賞、2013年に岡山市文化奨励賞(学術部門)を受賞。RSKラジオ「ごごラジviviっと!」ゲストパーソナリティー。著書に『岡山人じゃが』(共著)など。

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