中小企業は負けないぞ！

３月12日

岡山県中小企業家同友会の会員になっている。
最初のころは例会などにも顔を出していたが、最近はほとんど顔も出せていない。
が、一応会員ではあろうと思っている。
会員には会報誌「ＣＯＭ」が送られてくる。
今日３月号が送られてきていた。
会報誌と併せていろいろな連絡のペーパーも入っていて、そのなかに新型コロナウィルス感染症に関する当面の対応という文書と中小企業家同友会全国協議会会長名で、「一社も潰さない！知恵と力を出し合い、新型コロナウィルスによる危機を乗り切ろう」という会長談話が入っていた。
文書には、中小企業が大きな打撃を受けていること、影響が長期化する可能性が指摘されるなかで「一社もつぶさない」という呼びかけをしている。
中小企業家同友会の魅力は、この中小企業同士の連帯を大切にしている組織原則にある。
さらに談話には、「悪徳商人にはならない」という宣言もしている。便乗値上げや売り惜しみなどせず、必要な商品・サービスを提供し、地域の暮らしと経済を守る担い手として全力を——と呼びかけている。





今日は岡山ペンクラブの例会。
昼前に会場のホテルに入ると、先月までとは全然違う雰囲気。
ロビーからレストラン入り口にかけて、ほとんど人影がなく、広いレストランの中にお客は１組だけ。

例会の終わりに次月の予約をしようと係の人に来てもらったら、来月の予約は受けていないという。新型コロナウィルスの影響で、おそらく昼の営業も継続できなくなるので、受けられないとのことだった。

未知のウイルスの感染も怖いが、人々の生活の危機が現実のものとして迫ってきていることを痛感する。
「フリーランスの人にも有給休暇を」などと訳の分からないことを言っている指導者の指示・要請をまともに受けていていいのだろうか。

ペンクラブの例会を終えて、倉敷へ。
『ひとりじゃないよ』の著者納品分を納めに行く。
前輪が浮き上がるほどの本を後部座席に積んでいたのだが、事務局のメンバーのみなさんが手伝ってくれたので、腰痛にならずに済んだ。
おまけにコーヒーとケーキまでごちそうになって、本の反響も聞くことができたので、納品に来て良かった。

納品後、倉敷市役所へ。
日本遺産推進協議会のガイドブック制作が先日終了したので、今後のことなどを打ち合わせに。英語版は非売品だが、日本語版は一部販売する予定。
もっとも新しく、信頼性の高い倉敷の案内書が近々完成する。