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緊急事態宣言下、東京は一変した

2020年4月13日

寒い一日だった。
このところ事務所の窓、入り口のドアを開けての業務だったが、今日は1時間ほどで窓は閉めた。
雨は午後には止んだが、夕方の散歩は冷たい風が強く、薄手のダウンでも寒く感じた。
天気もこんな状態だからか、なんとも重苦しい週の始め。
夕食は、よく行く居酒屋の料理を持ち帰りにしようと電話をすると、電話に出たご主人から「しばらく休ませてもらっています。コロナが怖いですからね」とのことだった。
楽しみにしていた料理が食べられなかったことよりも、いつも元気なご主人の声に元気がなかったのがつらい。
昨日、東京の友人からメール。緊急事態宣言下の東京の様子をリポートしくれていた。
「大都市が一変しました。状況してから40年。経験したことのない山手線に乗っています。ガラ空き。一両に4人です。乗降客が5本の指に入ろうという池袋駅でも。乗るのを一両に待っていたのは、私ともう一人、2人のみでした。」とう一文で始まり、「街は8時を過ぎると灯も落ちて静かです。「酒の提供は午後7時まで」なんて言われるとどこもやっていけません。
 でも、これをやらなければ、死が待っていると思うと、我慢の時だろうと思います。」とあった。
 本好き、酒好き、音楽好きの友人だから、営業を休んでいる書店、レコード店、飲み屋の社会は耐えられない。
 こうした状態が、徐々に地方にも広がってきている。
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プロフィール

kibitopub

Author:kibitopub
山川隆之
編集者、吉備人出版代表。1955年岡山市生まれ(旧姓・長井)。岡山市立操南小学校—倉敷市立大高小学校から、倉敷市立南中学校・県立天城高校・三重大学農学部卒業。伊勢新聞記者、備北民報、生活情報紙「リビングおかやま」編集長を経て95年に株式会社吉備人を設立。『絵本のあるくらし』『おかやまの建築家』『のれん越しに笑顔がのぞく』『粘着の技術−カモ井加工紙の87年』『強く、やさしく、面白く』などの編集を担当し、吉備人出版としてこれまでに27年間で約780点を出版。日本出版学会会員、デジタルアーカイブ学会会員、岡山ペンクラブ会員。2012年に福武教育文化賞奨励賞、2013年に岡山市文化奨励賞(学術部門)を受賞。RSKラジオ「ごごラジviviっと!」ゲストパーソナリティー。著書に『岡山人じゃが』(共著)など。

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