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『夢紡いで』出版記念会でのあいさつを準備して行ったのだが……

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先日、山陽放送テレビ番組「夢紡いで」出版記念パーティーがあり、発行社から一言あいさつ、そして本の宣伝をということで時間をもらった。出席者は、この番組に登場した岡山・香川の企業家、団体役員のトップ。
マイクの前で固まってしまってはいけないので、一応原稿を用意していった。
本文のその時準備したもの。

………

本書の刊行に際し、ご出席のみなさまには原稿のチェックなどお手数を煩わせ、ご協力いただきましたこと、心から感謝申し上げます。本日、このような晴れがましい席で、みなさまに本書をお届けすることができますことをたいへんうれしく思っております。
また、本書を、刊行する機会を与えてくださいましたRSK山陽放送の原会長様、桑田社長様をはじめ営業局・里見局長様に心からお礼申し上げます。

吉備人出版は、この春24年を迎える地域出版社です。
岡山の著者と地域をテーマにした書籍を出版し、
本書『夢紡いで』は、641冊目の本となります。
一昨年の秋、この番組の企画をRSK様から打診された時、正直たいへんな仕事だと思いました。
毎週の番組の制作に同行する訳ですから、想像していた通り、たいへんな仕事ではあったのですが、テレビの取材チームに同行し、インタビューに立ち会いみなさまのお話を間近で伺う機会を得たことは得がたい経験になりました。

ビジネス誌「フォーブス・ジャパン」4月号が、「ニッポンが誇る小さな大企業」という特集をしていました。
大学生の就職希望企業ランキングでは「有名な大企業」に人気が集中する一方で、
地方の無名な企業が海外で存在意義を示し、社会に貢献している例はたくさんあります。
売上、利益、従業員数という規模のモノサシで本当の未来を語ることができるだろうか――という問題提起をしています。「中小企業」という呼び名はもうやめよう。未来を切り拓く日本が誇る小さな大企業
名付けて「スモール・ジャイアンツ」だ!と。
特集では、京都や大阪、岩手県盛岡市などの先端技術やサービスなどの分野でのオンリーワン的な企業が取り上げられていました。残念ながら、岡山の企業はありませんでした。
夢紡いでの取材を通じ、岡山には、まさに日本が誇る「スモール・ジャイアンツ」がたくさんあることを知りました。「スモール」というと、「うちは大きいぞ」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、
「スモール・ジャイアンツ」の定義である、規模は小さくても「影響力の大きさ」や「地域貢献の大きさ」といった点において、本書にご登場いただいたみなさまは、まさに「スモール・ジャイアンツ」の名前にふさわしいのではないでしょうか。

番組「夢紡いで」は、時間にしてわずか2分の放送ですが、そのために準備、セッティング、インタビュー、編集と膨大な時間を使って、その2分をつくり出しています。
インタビューに1時間を超え、2時間近くかかったこともありました。壁にかかった絵を動かし、大きな壺を移動して、大きな車が通り過ぎた音が邪魔になり、撮り直したこともありました。
担当ディレクターの小林章子さんの番組にかける情熱というか執念はすごいものがありました。
その丁寧な番組づくりにRSKの心意気を感じます。
おそらく、泣く泣くカットした映像、インタビューもたくさんあるに違いありません。
番組では聴けなかった、みなさまの言葉をなんとか残したい。番組を見られなかった人に、その言葉を届けたい――。こぼれ落ちた言葉をすくい取りたい。
本書が加わることで、この「夢紡いで」は完成するのではないかと思うのです。

みなさまが紡いでいく夢は、お一人の夢ではなく、一緒に働く社員のみなさま、取引先のみなさま、そして同じ地域に住み生活する人々の夢でもあるのです。
そこで、私からみなさまへのお願いです。
どうか、本書「夢紡いで――トップランナー51人の思い」をご活用ください。
社員様の教育に、営業活動に。社員の方に、取引先の方へ、おすすめください。
本書に語られたみなさまの思いを、より多くの方に届、共有することが、夢の実現の一歩につながるのです。

本書は、岡山県内の書店はもとより、全国の書店でもお求めいただけるようになっています。
Amazonなどインターネット書店でも購入いただけます。ご登場いただいたみなさまには、既に、20冊、30冊という単位でご購入申し込みをいただいている方もたくさんいらっしゃいますが、今後も引き続き特別割引価格で販売させていただきます。

吉備人出版は、これからも地域の企業、団体のみなさまの活動を、本づくり、出版を通じてお手伝いさせていただきます。
最後になりましたが、このように晴れやかに刊行の喜びを分かち合える場をつくっていただいたRSK様に感謝しますと共に、番組『夢紡いで』ともども応援してくださいますようお願いをして、発行元のごあいさつとさせていただきます。

………

本稿はA4の紙2枚にちょうど収まり、それをスーツの胸ポケットに入れてはいったが、壇上に上がりマイクの前に立った段階で、それを取り出すこともできず、用意していった原稿の半分くらいしか話せず舞い上がったまま本の購入をお願いして終わってしまった。
トホホのスピーチであったのだ。
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プロフィール

kibitopub

Author:kibitopub
山川隆之
編集者、吉備人出版代表。1955年岡山市生まれ(旧姓・長井)。岡山市立操南小学校—倉敷市立大高小学校から、倉敷市立南中学校・県立天城高校・三重大学農学部卒業。伊勢新聞記者、備北民報、生活情報紙「リビングおかやま」編集長を経て95年に株式会社吉備人を設立。『絵本のあるくらし』『おかやまの建築家』『のれん越しに笑顔がのぞく』『粘着の技術−カモ井加工紙の87年』『強く、やさしく、面白く』などの編集を担当し、吉備人出版としてこれまでに23年間で約630点を出版。日本出版学会会員、デジタルアーカイブ学会会員、岡山ペンクラブ会員。2012年に福武教育文化賞奨励賞、2013年に岡山市文化奨励賞(学術部門)を受賞。RSKラジオ「ごごラジviviっと!」ゲストパーソナリティー。著書に『岡山人じゃが』(共著)など。

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