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今朝の一冊 365日

昨年11月から毎朝、棚から一冊の本を取り出し、写真を撮影し、簡単な文章を添えてFacebookにアップします。タイトルは「今朝の一冊」。
約200文字から300文字。時間にして15分から20分。
出たばかりの例えば『すいません、ほぼ日の経営』とか箕輪厚介『死ぬこと以外かすり傷』などは、発行日の日付と同じタイミングで紹介しています。
小学校時代に読んだケストナーや後藤竜二なども取り上げました。
雑誌や図書館で借りた本の場合もあります。
本の紹介だけでなく、その本を手にしたきっかけやその本にまつわる私事を書くこともあります。
で、この22日で丸一年。。一日も休まず書き続けています。
何度かやめようかなとも思ったのですが、
紹介した本を「読んでみます」と書き込みがあったり、「私も大好きな作家です」などというコメントも。
時には「この著者は最近ヘイト本を書いているよ」を忠告されたこともあります。
学生時代の友人や若い仕事仲間、一冊の本を介していろんな人と交流できます。
と同時に、自分の書棚にある本一冊一冊が自分自身なのだなと、つくづく感じます。
あるときから「今朝の一冊」を書きながら、「これは本という名の自分史、自伝なんだ」と思うようになりました。
いつごろ、何を読み、何に感動したのか。
新聞記者時代に影響を受けたノンフィクションの名作、高校時代にチャレンジした古典、長編。
大学時代の社会科学やサブカルチャー。
出版をはじめた頃に読みあさった先人たちの苦労話。
一人前の人間に育ててくれるもののひとつ、それが本ではないかと思うのです。
私たちは、その一冊を産み、それを届けることで営みとしている仲間です。
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プロフィール

kibitopub

Author:kibitopub
山川隆之
編集者、吉備人出版代表。1955年岡山市生まれ(旧姓・長井)。岡山市立操南小学校—倉敷市立大高小学校から、倉敷市立南中学校・県立天城高校・三重大学農学部卒業。伊勢新聞記者、備北民報、生活情報紙「リビングおかやま」編集長を経て95年に株式会社吉備人を設立。『絵本のあるくらし』『おかやまの建築家』『のれん越しに笑顔がのぞく』『粘着の技術−カモ井加工紙の87年』『強く、やさしく、面白く』などの編集を担当し、吉備人出版としてこれまでに23年間で約630点を出版。日本出版学会会員、デジタルアーカイブ学会会員、岡山ペンクラブ会員。2012年に福武教育文化賞奨励賞、2013年に岡山市文化奨励賞(学術部門)を受賞。RSKラジオ「ごごラジviviっと!」ゲストパーソナリティー。著書に『岡山人じゃが』(共著)など。

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