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「自分の本」をつくる

朝、お風呂に入って、午前11時に事務所へ。
今日は午後から県立図書館で、講座「自分の本をつくる」。
全員出社で用意して、12時半過ぎには会場のグループ活動室へ。
受付で消毒、机ひとつに一人の参加者、すべての窓を開けて換気など感染対策をして参加者を迎える。

参加者は熱心に耳を傾けてくれ、午後4時に無事終了。
事務所に戻って、書いてもらった感想文をを読み、コーヒーを飲みながら反省会。
期待以上に満足してもらえた講座だった。
以下、開会のあいさつに用意していた原稿。

IMG_6145.jpg


この講座は、岡山県文化連盟が取り組んでいる「備前の国学びのデザイン」のプログラムのひとつとして、吉備人出版が企画したものです。
私たちなりに、吉備人出版が提供できる「学び」を考えました。
「学ぶ」こと、それは「インプット」といえます。
「アウトプット」とは、その答えのひとつが「文化」だそうです。
地域の教育と文化の発展を支援している公益財団法人福武教育文化振興財団で、そんなことを聞いたことがあります。

「学ぶ」というキーワードから思い浮かんだのが、「教科書」です。
小学校のころから、「教科書」という本が私たちの身近にありました。
国語も算数も、社会も理科も、教科書という本が、私たちの学びを導いてくれました。
でも、その身近にある本の書き方、作り方は、学校では習いませんでしたし、だれも教えてくれませんでした。

踊りを習う人は、その稽古の成果を「発表会」といったことで、
絵を学ぶ人は、展覧会といいったかたちで、アウトプットします。
文学や歴史などを学んだ人は、その成果を「本」という形で表現します。
私たちが学び、学んだことをアウトプットする、そのアウトプットのひとつの形が「本」です。

学びの成果だけでなく、生きて来た人であれば、そのことを本にすることもできます。
だれもが本にすべき「学び」を持っています。
でも、その本の書き方、作り方は、だれもが身につけているかといえば、そうではありません。

そんな、身近な存在だけれども、よくわからない「本」の書き方、作り方を一緒に考えてみましょう、というのがこの講座の主旨、目的です。

吉備人は1995年に設立して、今年の春とちょうど25周年を迎えました。
地域をテーマにした本、地域の人が書くを中心に、これまでに750冊近い本を出版してきました。
地域の人たちが、書きたい、出したいという本のそのお手伝いをして出版したものがほとんどです。
吉備人の25年間は、地域の人たちの本をつくりたいという思いに寄り添って、その手助けをしてきた25年間だと思います。
きっとこれからもそいう地域の人の作り続けていくでしょう。

今日は、いつか本を書きたい、出したいと思っている方に、本ができあがるまでにどのような作業があるのか、どのようなことに気をつければいいのか、を編集している者の立場でお話したいと思います。

本を書きたいと思っているみなさんの、ちょっとでも役に立つことができればと思います。


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プロフィール

kibitopub

Author:kibitopub
山川隆之
編集者、吉備人出版代表。1955年岡山市生まれ(旧姓・長井)。岡山市立操南小学校—倉敷市立大高小学校から、倉敷市立南中学校・県立天城高校・三重大学農学部卒業。伊勢新聞記者、備北民報、生活情報紙「リビングおかやま」編集長を経て95年に株式会社吉備人を設立。『絵本のあるくらし』『おかやまの建築家』『のれん越しに笑顔がのぞく』『粘着の技術−カモ井加工紙の87年』『強く、やさしく、面白く』などの編集を担当し、吉備人出版としてこれまでに25年間で約730点を出版。日本出版学会会員、デジタルアーカイブ学会会員、岡山ペンクラブ会員。2012年に福武教育文化賞奨励賞、2013年に岡山市文化奨励賞(学術部門)を受賞。RSKラジオ「ごごラジviviっと!」ゲストパーソナリティー。著書に『岡山人じゃが』(共著)など。

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