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マイナンバーカードの罪

高齢者施設にいる母親から電話があり、妻が近況を聞く。
新型コロナウィルスのワクチン接種について、「わたしはマイナンバーカードなんか持っていないから、ワクチンは打ってもらえないんじゃないか」と心配しているという。
ワクチン接種にマイナンバーカードを紐付けしようというニュースを聞いてのことだ。
カード保有率はまだ少ないマイナンバーカード、多くの国民が懸念してすすまないマイナンバーカードを、このコロナウィルスに便乗して制度化しようという姑息な発想。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためのワクチン接種なのに、その前にマイナンバーカードなんかのハードルを設けてどうしようというのだろう。ワクチン接種がすすまない障害をつくるだけではないか。
いずれにしても、なんとかコロナウィルスに感染したくないと思う人の弱みにつけ込むようなアナウンスは腹立たしい。

さっき(2月1日22時45分〜)NHKの「ノーナレ」で、コロナ禍の年末年始の風景を描いていた。客が激減した若い居酒屋の店主の姿が痛々しい。
先週末のNHKスペシャルで、新宿歌舞伎町を特集していた。
いわゆる「夜の街」の接待を伴う飲食店の人たちの踏ん張ろうとする姿と絶望と、怒り。
なぜ飲食店だけ午後8時で店を閉めなければならないのか。感染対策もきちんと取りながら、自粛要請にも誠実に応じているのに。
緊急事態というなら、夜中心の飲食店のみ時間制限をするのではなく、エッセンシャルワーク以外の仕事でも同様でなければ「夜営業の飲食業界への差別」と言わざるを得ない。
「みんな我慢するのなら、あきらめもできるが、「あなただけ我慢しろ」と言われれば、これは承服しかねるのではないか」という、一緒に番組を観ていた妻の指摘に同意する。
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プロフィール

kibitopub

Author:kibitopub
山川隆之
編集者、吉備人出版代表。1955年岡山市生まれ(旧姓・長井)。岡山市立操南小学校—倉敷市立大高小学校から、倉敷市立南中学校・県立天城高校・三重大学農学部卒業。伊勢新聞記者、備北民報、生活情報紙「リビングおかやま」編集長を経て95年に株式会社吉備人を設立。『絵本のあるくらし』『おかやまの建築家』『のれん越しに笑顔がのぞく』『粘着の技術−カモ井加工紙の87年』『強く、やさしく、面白く』などの編集を担当し、吉備人出版としてこれまでに25年間で約730点を出版。日本出版学会会員、デジタルアーカイブ学会会員、岡山ペンクラブ会員。2012年に福武教育文化賞奨励賞、2013年に岡山市文化奨励賞(学術部門)を受賞。RSKラジオ「ごごラジviviっと!」ゲストパーソナリティー。著書に『岡山人じゃが』(共著)など。

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