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刺激もらったまちづくりシンポジウム

ちょっと前の話になるが、年明け早々の1月15日、岡山商工会議所で生活文化創造都市フォーラム「岡山地域会議」(主催:一般財団法人日本ファッション協会、共催:岡山市、岡山市文学賞運営委員会、岡山商工会議所など)が開かれた。テーマは「文学創造都市岡山~文学による心豊かなまちづくりの推進に向けて」。フォーラムの目的は、「ユネスコ創造都市ネットワーク加盟の意義を含め、創造都市岡山の目指すところを市民に提示する」というものだ。
当日は、創造都市研究の第一人者である佐々木雅幸大阪市立大学名誉教授(創造都市ネットワーク日本顧問)が「世界の創造都市と岡山市の可能性」というテーマで基調講演。
休憩を挟んで、野田邦宏横浜市立大学客員教授をコーディネーターにパネルディスカッション。パネリストには、北九州市立文学館の今川英子館長、豊岡市観光文化部観光政策参与で豊岡演劇際2023アドバイザーの田口幹也氏、そして文学創造都市推進会議から私が加わり、「文学による心豊かなまちづくりの推進に向けて」をテーマに話し合った。
結論から言うと、とても参考になり、刺激の多いフォーラムとなった。
地元の出版社のひとりとしてこの文学創造都市岡山の活動に関わり、昨年秋のユネスコ創造都市ネットワーク正式加盟以後、「文学創造都市おかやま」とはどんなまちなのか、これからどのような取り組みを行い、おかやまがどんなまちになればいいのか――などをずっと考えている。
文学のまちのシンボルとなる拠点づくりをはじめ、おかやま文学フェスティバルの拡大・充実やまちの魅力をPRするメディアづくり、創作活動の支援や編集者の育成など、自分なりに青写真を描いていた。
佐々木先生の講演やアドバイスはもちろん、今川館長、田口氏の事例紹介や取り組みは、先進的で魅力にあふれたもので、妄想に近いぼくの青写真がそんなに的外れではないようにも思えてきた。
フォーラムの閉会後、佐々木先生から『創造都市への挑戦』(岩波現代文庫)を一冊頂いた。読みながら、改めて創造都市の目指すところ、その理念と具体的な活動を学び直している。この本は、文学に限らず、舞台芸術や映画、音楽、工芸や食など幅広く豊かな創造性にあふれたまちにしていくためのバイブルだ。


提供:(一財)日本ファッション協会_30
写真は当日時パネルディスカッションの様子(提供:(一財)日本ファッション協会)
#文学創造都市岡山 #おかやま文学フェスティバル #ユネスコ創造都市ネットワーク #佐々木雅幸 #野田邦宏 #日本ファッション協会
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Author:kibitopub
山川隆之
編集者、吉備人出版代表。1955年岡山市生まれ(旧姓・長井)。岡山市立操南小学校—倉敷市立大高小学校から、倉敷市立南中学校・県立天城高校・三重大学農学部卒業。伊勢新聞記者、備北民報、生活情報紙「リビングおかやま」編集長を経て95年に株式会社吉備人を設立。『絵本のあるくらし』『おかやまの建築家』『のれん越しに笑顔がのぞく』『粘着の技術−カモ井加工紙の87年』『強く、やさしく、面白く』などの編集を担当し、吉備人出版としてこれまでに27年間で約780点を出版。日本出版学会会員、デジタルアーカイブ学会会員、岡山ペンクラブ会員。2012年に福武教育文化賞奨励賞、2013年に岡山市文化奨励賞(学術部門)を受賞。RSKラジオ「ごごラジviviっと!」ゲストパーソナリティー。著書に『岡山人じゃが』(共著)など。

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