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これから求められる視点とは……

いよいよ来週の金曜日になりました。
第4回ビジネスアーカイブセミナー。
RSK山陽放送のディレクター石原正裕氏を講師に迎え、第4回ビジネスアーカイブズセミナーを開催します。
テーマは「岡山に風が吹いている~名物ディレクターの見た故郷の力と可能性」。
「岡山は多様なものがあり、何を軸に情報発信をすればいいのかが難しいと言われてきた。それは、もう心配しなくていい。なぜなら、現代は『大量のものを、大量にさばく市場に』結び付けるより、『必要な
ものを必要な市場に』つなげる時代になったからだ。
岡山の、まだ脚光を浴びていないものを見つけ、演出、情報発信し、ニッチだが確実に売れるようにする。そんなものを生み出すことが、これから岡山で求められる視点」と熱く語る石原氏のお話をぜひ参考にしてください。
残席わずかとなりました。お申し込みがまだの方、早めにお申し込みください。

■開催要領
主催/株式会社吉備人/Business Archives Lab.
とき/11月19日(金)午後2時~午後4時
会場/岡山県立図書館2階サークル活動室(岡山市北区丸の内2丁目6-30)
参加費/無料(事前申し込みが必要です)
定員/30人(先着順)

■講師プロフィール  
石原正裕(いしはら・まさひろ)
1958年香川県生まれ。早稲田大学教育学部卒業後RSK山陽放送に入社。1994年から10年間人気番組「Voice21」のディレクターとなり、さぬきうどんやラーメン、岡山B級グルメを斬新な視点で取り上げ地域おこしの一大ムーブメントを巻き起こす。趣味は食べること、寝ること、泳ぐこと、高校野球のユニフォーム収集。
著書に『岡山・香川ラーメン見聞録』(吉備人出版)、『おいしいラジオ本』『必食!岡山ラーメンさぬきうどん』(いずれもソウルノート)など。

■申し込み先・問い合わせ
受講ご希望の方は、吉備人出版(山川)までメールでお申し込みください。
電話 086-235-3456 
ファクス 086-234-3210

セミナーチラシ2111_02_低解像度

印刷・製本費用の値上がりと増刷の難しさ

IMG_8319.jpg

先週末、学生時代の友人夫妻が岡山に来たので、一緒に吉備津神社へ行った。
本殿に向かい合うイチョウの紅葉が見事だった。

先日、塾教育者を長年つとめ、数多くの生徒を指導してきたという方から本づくりの相談を受けた。一部預かった原稿に目を通し、編集方針と費用見積もり、編集スケジュール案をもって、午前中に訪問。
原稿の補足が必要であることを説明し、執筆協力を提案。快く了承してもらい、出版契約を交わすことになった。
とにかく、はっきりしていて、決断が早く、話すことが面白い方で、次回からヒヤリングをすることになるが、どんな話が飛び出してくるか今後が楽しみだ。

昼休み、事務所に全員そろっていたので、守安から提案のあった「おかやま弁トランプ」の増刷についての話し合い。東京の専門業者からの見積もりは、初版よりも費用が高くなっている。このところ紙代、インク代など軒並み値上がりしているせいか、制作費がジワジワと高くなっている。そのため、定価の見直しも含めて考えなければならない。
増刷するかしないかを決めるためには、増刷してどう販売していくかの方針を考えようということになる。
増刷は本当に難しく、頭を悩ませる。

時間を少しずらして昼ご飯は、久しぶりにうどん屋の「たぬき」へ。顔見知りの店員さんは「カレーうどん?」とすすめられるが、きょうはぶっかけにする。

午後、タカヤグループ130周年史の原稿整理と編集。集中してパソコンに向かったので、補足原稿の執筆はかなりはかどった。

夕方近く、岡大地域総合研究センターの岩淵先生が訪ねて来てくれる。昨日のシンポジウムについて意見交換。来年度以降もセンターの「まちづくり」について記録を残していきたいということで一致。

打ち合わせ、取材、シンポジウム

2021年11月8日(月)

昨日は夕方から福武教育文化振興財団文化の35周年記念誌の表紙デザインの打ち合わせ。担当のWさんとデザイナーの軸原ヨウスケさんの事務所へ。
概要を説明し、何をテーマにしようかとアイデア出しの作業。今までとは違った切り口でのものができそうな予感。

211108福武記念誌打ち合わせ

11月9日(火)
今日9日は、午前中倉敷のカモ井加工紙へ。2年後の創業100周年の節目に新しい本をつくりましょうという提案を受け入れてもらう。先日から同社のベテランの方やOBの方への取材が始まった。この日もOBの方々に集まっていただき、昭和30年代から40年代にかけての話を聞かせてもらう。
この時代、生活様式の変化などで、ハイトリ紙の売上が急激に減少するなか、ハイトリ紙からの脱却を図るために試行錯誤していたという。ひょっとすると今の「mt」などとはまったく異なる製品作りをしていたかもしれないというエピソードが飛び出す。
企業の歴史は、掘り下げていくほど面白い。

倉敷から帰り、午後からは岡大へ。同大学地域総合研究センター設立10周年記念シンポジウムを拝聴。一部対面参加可だったので、会場で聞かせてもらう。基調講演、活動報告、そしてパネルディスカッション。
後半は、最新刊『岡山まちづくり探検』の著者で同副センター長の岩淵泰先生らの活動報告。米国ポートランドからリモート報告もあり、「ローカルからグローバルへ」というテーマそのものって感じだ。
特にデイビッド・M・アンダーソンさん(フルブライト留学生)の報告のなかで、「<まちづくり>は21世紀のキーワードになる」というひと言が残った。
以前岩淵先生にも、「まちづくりということばは、日本だけなんですよ」と教えてもらったことがあった。海外からの研究者には、新鮮な言葉だったのだろう。

211109岡大シンポ

『疎開生活絵巻』と横田悦子さんのこと

吉備人出版のサイトには「レコメンド」のページがあります。
新刊ではないけれど、息長く読み継がれていって欲しい本を、吉備人のスタッフが選び、その思いを綴っています。
今月は、わたしが『疎開生活絵巻』(石田米子・著)を紹介しています。
2015年の夏に出版した本ですが、70年間著者の段ボールに眠っていた画用紙の束が、このようにして多くの人の記憶として残っていくことになったのか——そこには、プーさん文庫のメンバーで県会議員の横田悦子さん(故人)の存在がありました。思い病気と闘いながら、本書の出版に奔走した横田さんのことも、ぜひ記憶に留めておいてほしいと思っています。

吉備人出版 レコメンドページ
https://www.kibito.co.jp/recommend/vol09

ウン十年ぶりに歯を抜いた

午前中近くの歯科医へ。
左の奥の歯が少しグラグラしているような感じがしたので、X線で確認すると治療していた歯が割れてした。
即抜歯してもらい治療することになった。
治療していたといっても、それは30年代前半だ。
以後、つい最近まで歯科医には仕事以外は行ったことがなかったのに。
歯を抜くなんて、何十年ぶりだろう。

麻酔が少しずつ覚めてきて、だんだんシクシクしてきた。
久しぶりだな、このシクシク感。
「今日はアルコールを控えて」といわれたのが気になる。
「控えて」とは「呑まないように」ではないと理解したのだが。

吉備人のホームページが顔が「検定の鬼」に変わりました。
https://www.kibito.co.jp
プロフィール

kibitopub

Author:kibitopub
山川隆之
編集者、吉備人出版代表。1955年岡山市生まれ(旧姓・長井)。岡山市立操南小学校—倉敷市立大高小学校から、倉敷市立南中学校・県立天城高校・三重大学農学部卒業。伊勢新聞記者、備北民報、生活情報紙「リビングおかやま」編集長を経て95年に株式会社吉備人を設立。『絵本のあるくらし』『おかやまの建築家』『のれん越しに笑顔がのぞく』『粘着の技術−カモ井加工紙の87年』『強く、やさしく、面白く』などの編集を担当し、吉備人出版としてこれまでに27年間で約780点を出版。日本出版学会会員、デジタルアーカイブ学会会員、岡山ペンクラブ会員。2012年に福武教育文化賞奨励賞、2013年に岡山市文化奨励賞(学術部門)を受賞。RSKラジオ「ごごラジviviっと!」ゲストパーソナリティー。著書に『岡山人じゃが』(共著)など。

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